この記事では、役員報酬を支払うべき相手の会社役員の種類や職務について解説します
会社役員には3種類ある
会社の役員といえば、社長というイメージがあるかもしれませんが、実は会社法において、3つの種類があります。
ここでは、それぞれの3種類の役員とは何か簡単に紹介します。
なお種類によって役員報酬に違いが出るということはありません。
取締役
取締役とは、会社の代表者として、役職制度のトップに位置する役員です。
会計参与
会計参与とは、取締役と共同して、会社の会計すべてを担う役員です。
監査役
監査役とは、取締役や会計参与の職務の活動状況を監査し、正当性、健全性を確認する役員です。
職務について
役員は、会社において中心的な役割を担っており、社員と違い、株主総会で選任される会社の機関とも言えます。
では、具体的な職務を意外と知らない社員も多いので、具体的に解説します。
取締役の職務
取締役の職務は、会社の業務遂行に関する意思決定です。
取締役会を設置する会社は、代表取締役が中心となり、業務遂行の責任を担います。
会計参与の職務
会計参与の職務は、年度ごとに会社の決算などの計算書類などの作成です。
計算書類の作成を専属し、会社の業績、資産を数字で明確化しています。
監査役の職務
監査役の職務は、取締役や会計参与が法に抵触していないか、不正を働いていないかチェックするのが主な業務です。
万が一、違法性や不正などの事実が発覚した場合、取締役や株主総会で報告、適正な経営に戻すように努めます。